タケシバ建設の家づくりを支える第三者による10工程の現場検査とは?
こんにちは。あっとゆう間に寒くなって来ましたね。今日は弊社の導入している現場管理方法について書いてみます。
家づくりの品質は、間取りやデザインだけでは語れません。
本当に暮らしの安心を支えているのは、工事中の「見えない工程」です。
しかし、この見えない部分こそ、お客様が確認しづらく、住宅会社によって品質の差が出やすいポイントでもあります。
だからこそ弊社では、家の性能と安心を守るために、第三者機関による10工程の現場検査を標準採用しています。
■一般的な検査だけでは“安心”と言い切れない理由
日本の住宅には、建築基準法や瑕疵担保責任保険によって、最低限の検査が定められています。
例えば、
・基礎の鉄筋が正しく組まれているか
・構造材が図面どうりに組まれているか
といった“構造上の重大な欠陥を防止するための2工程”は、保険会社による検査があります。
しかし実際には、
・雨漏れの原因になりやすい外壁下地
・断熱・気密といった快適性に直結する工程
・仕上げ前の見えなくなる部分
など、多くの重要なポイントは法令の検査対象外です。
そのため一般的な工務店やハウスメーカーでは、「最低限の2工程だけの検査」または「自主検査のみ」で家づくりが進むケースも珍しくありません。
住宅の工事は、多くの職人・多くの工程が重なり、非常に複雑です。
どれだけ腕の良い職人でも、人間である以上“ミスゼロ”は難しく、見落としが起こることもあります。
だからこそ、品質を守るためには“仕組み”が必要なのです。
■タケシバ建設が導入する「第三者の10工程検査」
弊社では、工事の中でも特に後戻りできない重要な10工程に対し、専門の第三者検査員が現場に入り、細かい部分まで確認します。
第三者検査を導入する理由は、「客観性」と「専門性」です。
・管理者の勘と経験に左右されない、基準に沿った客観的なチェック
・瑕疵が発生しやすい部分を熟知した専門家ならではの視点
・写真と記録によって、品質を“証拠として残せる”仕組み
こうした第三者ならではの強みが、品質のばらつきや見落としを防ぎます。
検査結果は全て写真付きで記録され、お施主様にも共有します。住んでから見えなくなる部分をきちんと「見える化」することが、安心につながると私たちは考えています。
■施工の品質は「基準」がなければ守れない
どれだけ検査をしても、そもそもの“基準”が曖昧な現場では品質は保てません。
そこで弊社では、
標準施工手引書(自社施工基準マニュアル)を整備し、すべての現場で共有しています。
これは監督・大工・左官・電気・設備・設計など、家づくりに関わる全員が同じ基準で動けるようにするためのものです。
例えば、
・断熱材をどの位置に、どの厚みで入れるのか
・雨仕舞のテープは何mm重ねるのか
・金物はどの本数、どのように留めるのか
・ビスのピッチは何mm以下にするのか
といった細かな部分まで言語化し、施工の“標準”を明確に定めています。
基準があるからこそ、検査も正しく行えます。
基準があるからこそ、誰が施工しても品質が安定します。
この“基準×第三者検査”の二重の仕組みで、タケシバ建設は家の性能をしっかり守っています。
■第三者検査×自社基準が生む「見えない安心」
タケシバ建設の品質管理は、
・自社施工基準でブレのない現場をつくる
・第三者検査でその品質を客観的に確認する
この二つの柱で成り立っています。この体制により、
・将来の雨漏れリスクの低減
・断熱・気密性能の安定
・仕上げ品質の向上
・完成後のトラブル防止
・お施主様への透明な記録提出
といった安心につながるメリットが生まれます。
「見えない部分こそ丁寧に!」。これはタケシバ建設が大切にしている家づくりの基本姿勢です。
■まとめ
住宅は一生に何度もない大切な買い物です。だからこそタケシバ建設では、完成後に見えなくなる工程一つ一つまで丁寧に管理し、誠実な家づくりを目指しています。
・第三者による10工程検査
・自社施工基準マニュアル
この二つを組み合わせることで、
「性能×デザイン×コスパ」のバランスを追求しながら、長く安心して暮らせる住まいをお届けしています。
これからも“見えない品質”を大切に、誠実な家づくりを続けてまいります。